那覇空港がある沖縄南部ですが、
沖縄観光スポットの多くが本島中部に集中しているため、
南部の観光地は大混雑はなく、ゆったりと過ごせる場所が多く感じます。
実際に、いくつかいきましたが、渋滞してたり、並んだりという経験はありません。
そんなゆったり時間の過ごせる沖縄南部の観光地一つとして、
のんびりと野良猫とたわむれることができる陸続きの小さい島がある
ということで行ってきました。
奥武島(おうじま)と呼ばれる一周1.6Kmと小さな島でしたが、
野良猫とてんぷらが熱いスポットです。
奥武島名物揚げたての海鮮天ぷら
空港から車で走ること約30分ほど。
島に続く橋を渡ると、正面にはなにやら行列ができているお店が見えてきます。
それもそのはず。そのお店はガイドプックに必ずと言っていいほど
紹介されている人気店『中本てんぷら店』。
しかし、玄人はあえてそのお店には並ばず(笑
橋を渡ってすぐに右折、海岸沿いを進みます。
すると左手に見えてくる『大城てんぷら』
車も充分にとめれる広い駐車場、
天ぷらをたべることができるゆったりとしたスペースと、
海の景色をみながらのんびりと過ごす事が出来ます。
さっき見た大行列は一体何だったのかと思えるほど。
おすすめメニューは、なんといっても「もずくのてんぷら」
沖縄風てんぷらは、衣が厚く外はカリカリ、
そして、中はもずくでモチモチ。
沖縄ではてんぷらをお菓子かわりにも食べるそうなので、
何もつけずに食しても、美味しく食べれます。
この食感はやみつきになりますよ。
しかも価格は破格値!
一つ60円です!
残念ながら2019年9月に訪れたときには80円に値上がりしてました。
それでも一つ80円って。。。。やっす!
東京都内の沖縄居酒屋でもずくの天ぷら頼んだら600円くらいしまっせ。
都会の価格、半端ないって!
注文の仕方はいたって簡単。
テーブルに注文表がおいてあるので、
数量を書いて、窓口に渡すだけのシンプルなシステム。
注文してから揚げるので、10分くらいは余裕を見ておきたいですね。
メニューは魚から野菜と、豊富にそろってます。
さかな、いか、
やさい、もずく、いも、さやいんげん、うむにー
うむにー、アーサ、ちくわ、ウインナー、
カニカマチーズ入、紅芋、田芋
周辺には、屋台のお店があったり、
ベンチとテーブルもあり景色を楽しみながら過ごすひとときをたのしめます。
自動販売機も沖縄感満載。
写真以外にも、さんぴん茶、琉球コーラなど
沖縄限定のドリンクが存在感をアピールしております(笑
ねこちゃんたちと過ごす、癒やしのひととき
大城天ぷらのお隣?にあたる店舗には屋台があり、
こちらでは、おにぎりや沖縄そば、
南国かき氷が楽しめます。
屋台の前には、テーブルとイスがあり、ゆっくり座って食事を楽しめます。
もちろん、天ぷらも持ち込みオーケー。
持ち込みといっても店内ではなく、
お店の庭にキャンプ用テーブルセットがおいているんですけどね。
さっそく天ぷらを注文し、自動販売機でさんぴん茶を買い、
ベンチでくつろいでいると・・・・・・・。
ぞろぞろと猫があつまってくるじゃありませんか!
人馴れしてる感じはありますが、ちゃんと距離をとってくれ、
近すぎず、馴れ馴れしくないところがまたかわいい。
タイトルには野良猫と書きましたが、くつろぎ方がまるで自宅のこたつの中にいるような。。。。
完全に野生を忘れてくつろいでいますね。
沖縄の伝統ハーリー
沖縄では、5月下旬から6月初旬頃にかけて、ハーリーが行われます。
ハーリーとは、漁船を使ったレースで、豊漁や航海の無事を祈願するお祭りです。
地域によって、その内容は様々。
奥武島では、独特のハーリーが行われており、
橋の上から飛び降り、急いで船に乗り込む。
というのが、奥武島式ハーリーで「流れ船」と言われています。
奥武島の観光メモ
多くのホテルや観光地が本島中部に集中しているため、
旅行途中に行くよりは、空港からの行きや、
旅の帰りに南部の観光を入れるほうが効率がよいことも。
また、地元の人は、電話注文をしておいて取りに来る人も多くみられます。
空港に到着後、ドライブスルー感覚で小腹を満たすにはちょうどいいかと。
沖縄県南城市玉城字奥武
那覇空港から車で約35分(那覇市国場 ⇒ 南風原町経由)
最寄の南風原南ICから約20分